観劇日記

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■『Les Misérables』 Queen's theatre Dec30&31 2011

Raminが期間限定でJVJ

まんまとのせられて行ってしまいました初ロンドン。
もちろんレミ自体が大好きなのでロンドンで観る事は夢でした。
と言いつつレポは個人的興味対象に限定された偏愛レポです(笑)

まずRaminバルジャン。


色々レポを読むと、やはり時期尚早なのかと思うところもあったのですが。

多くの方が絶賛されるように序盤は文句なく素晴らしく、歌唱の迫力とリアルな若さゆえのやさぐれ感がはまってました。

 

その反動か市長時代からは非常に押さえ気味の演技に思えました。

ファンテに対してもどこか素っ気なく見えて…(コゼは溺愛)

思うにRaminはきっと「青いバルジャン」を演じていたのではないかと。

 

司教から負わされた十字架の重荷。やっとの思いで持ちこたえている若い若いバルジャン。

 

「裁き」も葛藤の中に青さが見え隠れ。(必死に自分を正当化してるような)

24601〜〜!」の叫びは、歌唱の未熟さ(一流のバルジャン役者としては、そりゃあまだまだ歌い込み不足)があいまって、茨の道を選んでしまった悲痛の叫びとして胸に突き刺さりました。

 

そんなこんなで「青いバルジャン」を確信したのは、ずっと飛んでマリウスへの「告白」場面。

明らかに引き止めてもらいたがってましたよ?

マリウスが「コゼに言いませんっ!」って約束したら愕然とうなだれて、恨めしそうにマリウスから離れるRaminバルジャン。

 

その後だけに、フィナーレの冒頭で燭台に灯をともす姿があまりにも哀れすぎて…本気で泣いてしまいました(笑)

マリコゼが駆けつけた時もうざそうにマリウスを一瞥(したように見えた)


可愛いなぁ♪らみバルジャンヽ
(^o^)丿

 

たぶん私が観た中で一番若いバルジャン(昨年の吉村さんは観れてないので)…と思ったら…観てました驚異の20代バルジャン5年前のBWリバイバル)


ただ実年齢で面が割れているRaminの場合、観る側の先入観は排除できないものだし役作りは試行錯誤しただろうなぁ。

貫録とか風格って、実力とはまた別次元で積み重ねていくものだし。

でも今のRaminでしか観れないこの青いバルジャンを観る事ができて本当に良かった。愛すべき健気なバルジャンでした(^.^)

いえ真面目な話、あらためてバルジャンとはあえぎながら「贖罪」に生きた人なのだと思わされました。


続いてはどジャベ。


Ramin
観たさでやってきたロンドンだけどこの人のジャベールが観れた事も大きな収穫でした。

正直言うと1回目に観た時は、はどジャベのおかげでらみバルの印象がいまいち弱かった(笑)

 

私はいちレミファンとして、ジャベールというキャラクターに言い知れぬ悲哀を感じ愛着を抱いております。

法に照らして白か黒か。あまりにも稚拙な正義に身を捧げる根底には出自への強烈なコンプレックスがあるわけですよね。

牢獄生まれであっても人は正義を貫ける。自分は暗闇を照らす星になるんだ…とか思っちゃってるわけですよね。

 

はっきり行ってそんな信念、はどジャベは皆無。

あれは生まれついてのドSです(すみません…)

歌い方も独特。興味なさげに抑揚なく一本調子で歌いきるのかと思ったら突如「ゴミを片付けろ★△■☆…!!!」(注・日本語では歌ってません)ぶち切れたり。

もう絶対やばい。こういう人を刑事にしてはいけないと思う(←褒めてます)

 

One day more」ではこれがまた…(笑)

だらしなく胸元をはだけてにやけた顔でオラオラ調で歩いてきて定位置に着くのですが。絶対一杯ひっかけてきてますねあの顔は。なかなか列に入らないし。

 

2幕冒頭の、学生たちの仲間に入れてもらうところは妙に嬉々として「昔は俺も戦ったっ♪」(注・日本語では歌ってません)

学生たちを小馬鹿にした様子がありあり。(あれじゃバレる)

「偵察してきたぞー」のところもめっちゃ嬉しそう。学生ゴッコが楽しくてしょうがないんですね。

ま、その後は周知のとおりガブにやりこめられるのですが。

 

はどジャベがフリーダムだったのは、基本ここまで。

その後はさすがにシリアスに演じてました(笑)

 

すごいな、はどさん。役と自己のギャップを強烈な個性で補って余りあるタイプ。
こういう役者がいるから演劇って面白いと心から思いました。


あとは・・・
Liamアンジョ。LesMis Givesの「O holy nights」・・・あれは惚れます!
らみはど以外でいちばん観たかった人。

印象としてはビジュアルも演技も昨年の上原さんに似てるかも。
髪型といい程良いガタイの良さといい。脆さを内在した演技プランも。

私はあまりアンジョにカリスマは求めてなくて、バリケード終盤では今にも崩れ落ちそうな悲壮感をにじませてほしい。Liamアンジョ、いい感じに憔悴してくれてました。

学生たちはひとりひとりは良いと思うのだけど、なんか全体的な動きが乏しいなぁ、と思ったり。
特にガブが撃たれた後の空気はなんだかもっさりしていて残念。
あそこは前期の東宝版なんかでは、もうバリケードが回転している途中から、死への連帯感が伝わったもの。

マリコゼは正統派を見たという感じ。
マリウス、歌声はとてもよかったのだけど「In my life」の歌いだしだけ、なぜか2回観て2回とも派手にはずしてくれました。不思議に思って自分で口ずさんでみたら・・・3回歌って3回ともはずしました(-_-)
何気にむずかしいんですよねレミのメロディ(笑)

エポがなぁ・・・エポが・・・。
USツアーも似たタイプのエポで、あれはあれでUSキャストのご愛敬かと思っていたけどまさかQueen'sでやられるとは。人種的な事を言うつもりは全くなくて、黒人でもエポを演じられる人はきっといると思うんですけどね。あれはエポではなかった。On My OwnはもとよりOne day moreのソロで歌唱力を誇示されてもねぇ・・・。

こんな感じで感想は他にもいろいろあったけど、どんどん遠ざかる残像たち(涙)

こんなに偏ったレポになってしまってすみません<(_ _)>



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